今どきの中国人大学生の生活とは

前回の記事で紹介した、Youtubeの動画に中国の大学生の生活が
紹介されていて、とても興味深かったので、内容について紹介したい。

大学は広州にある「広州商学院」という大学で、
正直、日本では聞いたことのないような大学ではあるが、
キャンパスはとても綺麗で、建物も立派だった。

日本の大学もそうだが、大学のキャンパスというのは広くて、
中は緑も多く、落ち着いた雰囲気なので、私はとても好きである。
最近は気軽に中に入ることはできない感じだが。。。

今の日本の大学と違うのは、基本学生は大学内の宿舎に住むということ。
特に今の日本では、大学の寮に住むというのはほとんどない選択肢であろう。
一方、外国では教官含めて、大学内に住んでいることが多く、
大学の中だけで生活が完結してしまうこともあるようだ。

今回紹介されていた宿舎は2つのタイプがあり、高い方は年間6000元
(=12万円、月1万円)で4人部屋、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機などが
備え付けられている。あとエレベータ完備らしい。
安い方は年間3000元(=6万円、月5千円)で6人部屋である。

上の動画の7:20ごろから安い方の部屋の中が紹介されているが、
正直、自分の年ではもうキツイなという感覚である。
ベッドが上にあって、下に机と椅子、自分のスペースは基本、それだけ。
後は洗面所、シャワー、トイレが共用スペースにある。
プライバシーなど全くないといった感じ。

まあ月5千円なので、こんなものかな。。。
なお別の動画で広州で1LDKの部屋が4万円と言っていたので、
やっぱりコストを考えると、学生が大学内に住むのは当然といったところか。

ちなみに、うちの妻も大学では6人部屋だったらしい。
20年程前なので、そういう点はあまり変わっていないんだね。

あと、動画の中で紹介してくれている大学生は日本語学科の学生で、
後半の方(13:20ぐらいから)で、何人かの他の学生に
なぜ日本語学科を選んだのかというのをインタビューしていた。

残念ながら最初から日本語学科を希望したのではなく、
高考(中国の大学入試)で希望の学科の点数が足りずに
調剤(調整)で日本語学科になったという理由が多かった。
あまり日本語学科は人気ないのかな。。。

でもよく考えてみれば、日本の大学でも
外国語学科、更に中国語学科というと選ぶ人も少ないだろうし、
そんなものかもしれない。

何はともあれ学生を見ていると、若いってやっぱりいいなあと実感。
自分はもう戻ることはできないけれど、日々勉強する気持ちは忘れず、
がんばっていこうと思う。