自分から話しかけるのが苦手な私は、まず相手の話を聴いて、
それに合わせながら話をしていくことが多い。
よって中国語の会話に当てはめれば、相手が何を言っているのか
ある程度理解できないと、話にならない。
日本人相手だと、ただ相槌を打ったり、愛想笑いをしている
だけでもその場は何とかなるかもしれないが、
当然中国人には通用しない。
よってコミュ障気味の自分にとってはリスニング力向上は
必要不可欠である。
巷には「これを聞き流しているだけで、中国語が自然に聞き取れる
ようになる」とか、いった動画があふれているが、
私の場合、聞き流していると眠くなって寝てしまうのがオチで、
気づいたら動画が終わってたみたいなことにしかならない。。。
そんな中、自分の中でしっくり来たのが下の動画。
この動画では「精読」がリスニング力向上の基本であり、
これを行わずにいきなりシャドーイングなどを始めて、
挫折する人が多いとのことだった。
「精読」にも3つのステップがあって、リスニングする会話の
①スクリプトを確認する、②単語、発音、文法の不明点を全てクリアにする、
③スラスラ読めるまで音読練習する、とのこと。
確かに意味の分からない単語や文を聴いて理解できるわけがない。
「精読」ができた後、今度は「オーバーラッピング」といって、
スクリプトを見ながら、会話に重ねて音読をする練習を繰り返し行う。
これによって、ネイティブの発音との違い、息継ぎの仕方などに気づき、
ネイティブの発音にアップグレードできるとのこと。
これらができるようになって初めて、スクリプトを見ずに
シャドーイングなどを行うことでリスニング力が飛躍的に向上するらしい。
初中級者は「精読」と「オーバーラッピング」をまずやって下さいとの
ことだったので、まずはこの勉強法にトライしていきたいと思う。
ただ、問題は会話動画の選び方。
よく映画やドラマなどの動画でリスニングを行うというのがあるが、
私の場合は難しすぎて、精読の途中で挫折するのが目に見えている。
適当な動画がないかなあと思いながらYoutubeを探していて、
自分に合っていそうだなと思ったのが、下の動画。
中国の大学生が大学での生活を紹介している動画で、
スクリプトを見ても難しすぎず、これなら何とかなるかもという感じ。
早速、スクリプトをノートに書き写して、単語の意味や発音などを
調べつつ、精読を始めている。
このチャンネルは他の動画もある程度分かりやすい内容そうなので、
しばらくはこの動画で勉強していこうと思っている。