プロフィール

私は中国人の妻と国際結婚している。

よく妻が外国人であることを話すと、
「国際結婚なんてすごいですね」と私の性格をあまり知らない人だと
さも行動力のある人物のような感じで言われることもあるのだが、
自分は引っ込み思案で、ガンガン話していくというタイプではない。

私は関西出身なのだが、
「水川さんって、大人しくて、関西人っぽくないですよね。」
とよく言われるぐらいで、コミュ障気味と言っても良い。

そんな自分がどうして国際結婚したのか。
振り返ってみたとき、逆にこんな性格だからこそ国際結婚したように思える。

学生時代、私は友達が少なかった。大学に入ってからも然り。
ただアジア人留学生とはなぜか気が合った。
「水川くんって、日本人の学生と一緒にいるよりも留学生と一緒に
いることの方が多いよね」と言われたこともある。

もちろんアジア人にもいろいろあるのだが、基本、日本人よりも
外交的な人が多いので、向こうから話してくれることが多いし、
互いの国の食べ物とか、習慣とか、話題も探しやすいというのが
あったと思う。

なので留学生とは自分も余計な気を使うことなく話すことができた。
妻とは就職後、海外出張先で知り合ったのだが、
自分から積極的に話しかけて、付き合って、ついには結婚したのも、
こういった背景があったのだと思う。

結婚後、私たちは基本、日本に住んでいる。
妻は日本語が話せるようになり、家での会話は日本語である。
国際結婚しているというと、相手の国の言葉もスラスラ話せると思われがちだが、
私は中国語がほとんど話せない。

ただ、ひょんなことから現在、中国語の勉強を妻に内緒で進めている。
コミュ障気味の自分がどこまで話せるようになるか、いろんな勉強法を
模索しながら、日々奮闘中である。